富士見堂で使用しているお米は、ご飯として使用する特別栽培米の一等米を玄米で仕入れ、
生地を作る直前で精米しています。
牡丹は「噛むほどにお米の味」を大切にし、
柔らかすぎないお米の風味がぎゅっと詰まった重みのある食感になるよう生地を作っています。
こだわりの国産原料を、化学調味料や合成保存料などの添加物を使用せずに、
昔ながらの杉樽を使用した伝統の醸造法により造られた天然醸造丸大豆醤油です。
味のバランスが良くとてもまろやかな生醤油です。
また一枚一枚刷毛で二度塗りをすることで、艶が出て、
味が濃過ぎずお米と醤油の風味がしっかりと味わえます。
一枚一枚焼き色を見ながら返し、火加減を調節します。
生地の状態に合った火でじっくり焼いてお米の旨みを引き出していくのです。
また牡丹は堅焼きのため、さらに時間をかけて焼き締めていきます。
熟練された職人技です。
「この煎餅を、次の世代、また次の世代へと時代をつないでいけるような煎餅にしたい。いつの時代でも、何十年、何百年先でも世の中が大きく変化しても、富士見堂の味といえばこの味、という ”ブレない“煎餅にしたい」 そんな思いで昔から変わらずに作り続けております。">