風にのって届くお米の香り シンプル

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素材そのものの味で勝負できるのは、良質なお米を使っているからこそ

「子供に食べさせるのに安心」、「お米そのものの味がする」など、ご来店のたびに購入して下さるお客様もあり、味付けによる誤魔化しのきかない、富士見堂ならではの商品だと自負しています。

シンプルを割った時には、ほんのり炊きたてのご飯のような香りがします。少し離れたところからも風に乗っていい香りがするほどで、私たちが目指す「美味しいごはんの味のするお煎餅」を、一番よく表している商品かもしれません。

「美味しいごはんの味」を感じてもらうため、大切にしているのはキツネ色の焼き加減。
多くのメーカーでは少しでも多くの量を生産したい為、煎餅を強火で焼きます。
芯が抜けると火から離してしまうため、米の甘みは出ても、旨味まではなかなか出せないのです。
富士見堂では、甘みから旨みに変わるまでじっくりじっくり時間をかけて焼き色をつけ、商品に合わせて火加減を調節していきます。
ちょうど良い、合っている火で焼くと、βデンプンがα化して旨みが出るのです。
これはご飯のおこげが美味しい理由と同じです。

強火で早く上げようとすると旨みが出せないのは、旨味を過ぎて、焦げて苦味になってしまうから。苦味になる手前で火から離すと、旨味のでない芯だけが抜けた状態になってしまいます。
職人はいいます。
「ものづくりはこの「ちょっと」を見つけ出すのが大切で、聞いたり見たりすると、
あぁそうか、と気づくのだけど、自分で見つけるのは大変なのであります」

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